イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザから発火装置のついた風船が放たれたことへの報復として、イスラム組織ハマスの拠点を空爆したと発表しました。
イスラエル軍は2日、5月の停戦以降3度目となるガザへの空爆を行い、イスラム組織ハマスの武器製造拠点などを破壊したと発表しました。1日に、ガザからイスラエルに向けて発火装置が付いた風船が放たれ、4件の火災が起きたことへの報復措置だとしています。ガザ、イスラエル双方ともけが人は報告されていません。
5月の大規模衝突ではガザ側は250人以上、イスラエル側も18人が死亡しました。双方の対立は深まっていて、長期停戦を見据えた協議は難航しているものと見られます。